論理的とは?
みなさん。おはようございます。
今朝は、照屋華子著「ロジカルライティング」という本の第2章「ロジカル・シンキング概説」を読んだ感想を書きたいと思います。仕事の中で作成する文章をわかりやすく論理的に描くためのアプローチについての本です。
論理的に思考を整理する道具
1)MECE(ミッシー)
説明の対象を、「重複なく」「漏れなく」「ずれなく(具体性のレベルが同じ)」にわけるという考え方。MECEとは、相互に重なりがなく、全体として漏れがないという意。MECEに情報を整理するとき、グループ分けと見出しを付ける。グループ分けは、情報の受け手が理解しやすい3つ程度に絞る。グループごとに見出しを付けると、説明の枠組みが見えやすくなる。
2)So What? / Why So?
So What? = 「要するにどういうことなのか?」。MECEで整理したものから、問いに対する結論を抽出すること。
Why So = 「なぜ、これが言えるのか?」。結論に対する検証をすること。
論理的に組み立てる道具
・論理の基本構造とは?(論理パターン)
MECEとSo What?/Why So?を使って、論理構造を説明したものが下図。
- 結論が問いの答えになっている。
- 縦方向は、So What? / Why So? の関係にある。
- 横方向は、複数の根拠がMECEな関係にある。
結論と根拠を明快にして組み立て、説明するための型が論理パターン。ビジネス文書作成時も、こういったことを意識することで、効果的なものになる。
感想としては、納得感のある内容でした。
MECEで整理するって、なかなか難しいこと。普段からできているかと言ったら、できてないですね。思いついたまま、感覚的に文章を書いていました。意識して訓練が必要と思いました。
次回は3章です。ではまた。
前回の記事はこちら。