極アウトプット
[本] 極アウトプット
読書日:2021/5/9
所要時間:3時間
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きっかけ
樺沢先生と和田秀樹先生のYouTubeライブを見て本書を知りました。本動画は大変興味深く拝見しました。悩める10代の若者を対象に、人生をより良くするためのポイントはアプトプットにあり、それはコミュニケーションの改善にも繋がるというお話です。私の娘に読ませたいと思い購入して、まず自身で読んでみました。
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感想
なぜアウトプットが重要なのかを平易な文章で丁寧に説明していて、理解しやすいです。アウトプットは、決して難しいことでなく誰でもできる様になることを説き、上達のコツや、楽しみながら取り組むコツなどを織り交ぜつつ、ポジティブな気持ちで読み進められました。樺沢先生らしさが出ています。
書く、行動するの章は、学校では(自信がないですが)教えてくれないのではないかなと思います。少なくとも私が中高生の頃にそんな話をする先生はいなかったように記憶しています。本は沢山読んだ方がいいよーという大人は沢山いました。曰く、読むまでだとインプット教育。
SNSとの付き合い方、ネット時代の正しい情報収集方法にも、少し言及があります。良いと思いました。
最終章では、アフターコロナの見方も示していて良かったです。3時間程度で読めて、10代の自己成長を応援する良書と思いました。 -
気づき
私が社会人1年目で大きく躓いたのは、こういう訓練ができてなかったことが原因かと理解できます(知ってた)。「君たちは、どうやら大学受験は合格できた様だが、全然文章書けないから、俺が特訓してやる」と豪語する教授が1人だけ当時いて、授業のたびに小論文書かされたことを思い出しました。確かに酷かった。
行動から学ぶ話もあって、私らITの社会人の世界では振り返りとか言いますが、本書ではフィードバック例として載っています。個人的にはYWT手法がポジティブな印象で良いと思いました。 -
やること
娘に薦めたいと思います。
私は3行ポジティブ日記を書いていますが、日記を書く際のネガティブな感情の処理に困っていたので「賢者のワーク」を自身のToDoにしたいと思う。
レッツ・ポジティブ・シンキング!