文章の導入部の大切さ
みなさん。おはようございます。今週も残業続きで疲れました。
今朝は、ビジネス文書の導入部の組み立て方について書きたいと思います。
下記の記事の延長線上の話になります。
it-managers-life.hatenablog.com
1)ビジネス文書の導入部の目的
「なるほど、この文章はこういう用件のものなのだな、では先を読んでみようか」と読み手にコミュニケーションの土台に乗ってもらい、本論に導くためのものです。
2)ビジネス文書の導入部作成の観点
導入部では、コミュニケーションの設定「何について、何のために、誰が、誰に向けて書くのか」を行います。
観点1:コミュニケーション設定の共有
テーマ、期待する反応、読み手、書き手の4点をはっきりさせる。(前回の記事も参考にしてください)
観点2:読み手の視点に立った問いに答える
読み手の視点に立って(これ重要)、以下の問いに答えます。
- なぜこのテーマなのか?
→ 背景の説明があると説得力があがる。 - なぜこの反応をとらねばいけないのか?
→ 読み手に、 反応することへのメリットを伝える。 - なぜこの書き手なのか?
→ 伝えることの理由です。 - なぜこの読み手なのか?
→ 読んでもらいたい理由です。 - 本論に入る前にあらかじめ把握しておくべきことがないか?
→ 位置づけ、情報源、訴求点など。
例)情報源であれば、〇〇の調査に基づきます、とか。
観点2は自分も書けていないこと多いです。 読み手の視点で疑問に思うことを考えて、導入部を書ければ、説得力のある導入部になると思います。
文章は導入部まで作って完結する。手を抜かずに導入部を書きましょう!
では、また次回。